現在私は26歳、夫は来月32歳になろうとしています。
子どもが2歳でいやいや期、仕事と育児に追われながら
忙しくも楽しく過ごす私が最近気づいたことの話です。
幸せはお金だと思っていた
私は3人姉弟の長女に生まれ、
家庭は貧困というほどではなかったものの
裕福な暮らしはできない家庭で育ちました。
大学進学もしましたが、もちろん全額奨学金。
進学が正しい道だったかは今はまだわかりません。
お金がとっても大事なもので
お金があれば幸せになり
お金がなければ不幸になる
と思っていたのは夫に出会うまでのこと。
夫に学んだ幸せな生き方
出会ったときは28歳実家暮らしの夫。
超絶ド田舎で山の中で車を持たずに27歳まで生活していた人でした。
移動は原付。
そんな彼と出会った当時の私は23歳なわけですが、
「稼ぐ」「お金」「年収」「投資」「資産」
そんな言葉には常にアンテナを立てている人間でしたね
でも、夫と付き合い始めてからいろんな価値観が変わっていきました。
今でも私の中の価値観は変化し続けています。
日常にある幸せを感じる
これは、私がまだ付き合っていた時に夫に
「何してるときに幸せって思う?」と聞いた時のこと
- 二度寝する
- 食事をする
- 退勤する
- 買い物する
- 風呂に入る
- ゲームをする
- お菓子を食べる
- テレビを見る
- 漫画を読む
返ってきた答えはこんな感じ。
私はこれらが当たり前に起こることで
特に幸せなことではないと思っていました。
「そんなのじゃなくてさ」
当時の私はそんな風に言い返しましたが、
「じゃあデートしてるときとかかなあ」
そんなふうに言われるわけです。
付き合って間もないので、
なんだかつまらない人だと思いましたが、
結婚後も彼の価値観は当時と変わらず。
もちろん今も同じ質問をすると
同じような答えが返ってくると思います。
ゲームや漫画は娘に置き換わったみたいですが。
人と比べない
そして夫は自分の状況を絶対に人と比べませんでした。
比べることでどこか一点において、
誰かよりも優れていることが
幸せだと思っていた自分に気づきました。
よりお金があるほうが幸せだと感じていたことも
そのうちの一つなのだと思います。
夫は結婚当時には介護職でしたが、
給料が低いと言われる業界であるにも関わらず
当時の貯金額は4桁。
節約をしていたわけではないそうです。
自分の中にある幸せにはお金がさほど必要なかったと言っていました。
それから数年一緒にいて彼の幸せには確かにお金がかからないことに気が付きました。
更に、私の幸せにはいくらのお金がかかるのだろう?
そう考えたときにハッとしました。
お金そのものが幸せの正体ではないことに気が付いたのです。
幸せの定義とは
幸せな生き方とはお金を稼ぐことではありません。
少なくとも今の私にとっては。
大きく稼いだ後に気づく人が多いようですが、
どんな生き方をしても100年で人は死ぬ。
だったらお金は必要な分稼げばOK
幸せな時間を一分一秒でも感じていたいなと思いました。
私の中では家族でいられる時間に加え、
文章を書いたり、農を仕事にしてみたいと思って
そこに向かって行動をしてみたり、
家庭菜園で作物の研究をしてみたり。
そんな時間が今は幸せで仕方ないです。
今年に入り、ようやく気付くことができました。
あなたも一度幸せについて少し考えてみてはいかがでしょうか。