子育て

【保険未加入の妊婦さんへ】妊娠中でも入れる保険まとめ

はい、あなたのことです。

妊娠中に入れる保険について、簡易的にではありますがまとめてみました。

  • 妊娠中だけどまだ保険入ってないよー!
  • そもそも保険に加入しないとだめなの?

そんな疑問にお答えします。

結論「人による」なので、記事前半を読んで保険が必要やなと思ったら後半読み進めていただければいいと思います。

では早速いきましょう。

妊娠中でも今から保険に入るかどうか?の判断基準

妊娠中に保険に入る必要の有無は先ほどもお伝えした通り「人による」です。

  • 妊娠~出産にかかる費用への備えが十分かどうか

これが基準になります。

じゃあ十分かどうかってどう判断すればいいの?

そんな声が聞こえてきそうですね。

各家庭の家計状況、お住まいの地域の医療費水準によって、費用の負担感が変わってきますので以下の3つのステップで判断をしましょう。

  1. 住んでいる地域や分娩予定の産院における平均的な出産費用について調べる。
  2. 切迫早産、帝王切開になった場合の医療費やトラブルがあったときに実際どのくらいの費用がかかるのかについて概算する。
  3. 世帯年収、貯蓄の範囲内で1.2を賄うことができるかどうかを考える。

※次の章「妊娠中の急な入院手術で貰えるお金/使える制度について」も合わせて考えることで実際にかかる金額に近い額を算出できます。

一番手っ取り早いのは妊婦健診を受けている病院で尋ねることです。

調べる作業が苦手な方は「お金のことが心配」と伝えて、次の検診のときに聞いてみましょう。

もし③で、「我が家はちょっと厳しいな」という判断になったのであれば、せめて出産後までは月に数千円なので保険に加入することをおすすめします。

でなければトラブルがあったときに大きく懐を痛める羽目になります。

妊娠中の急な入院手術で貰えるお金/使える制度について

続いて、妊娠中もしものトラブルがあったときに国から保障してもらえるお金についても知っておきましょう。

代表的なものが次の4つです。

  • 出産育児一時金(42万円)
  • 高額療養費制度
  • 医療費控除
  • 傷病手当金

出産育児一時金(42万円)

出産育児一時金は出産する方全員がもらうことのできるお金ですが、妊婦に1番優しい石川県であっても残念ながら足が出ることのほうが多いです。

都会にお住まいの方は、この出産育児一時金だけでは出産費用を賄うことはできないということをまずは把握しておきましょう。(いやもう既に知ってますよね。)

高額療養費制度

こちらは世帯年収によってどのくらいの医療費が還付されるかまちまちです。

こちら(https://www.mhlw.go.jp/content/000333279.pdf)に厚生労働省による概算表があるので、家計状況を踏まえて月あたりの医療費最高限度額というものを知っておきましょう。

最高限度額×6か月分くらいの「もしものときの貯金」があるのであれば、保険は入らなくていいかなぁというのが個人的な意見です。

医療費控除

医療費控除は多くの世帯で、10万円以上の医療費の支払いがある場合に受けられます。

保険適用外の普通分娩費用も、この場合の「医療費」に該当するので確定申告の時期が来たら必ず確認したいところです。

医療費控除は家族分をまとめることができるので、税金を最も多く払っている人に申告をしてもらい、なるべくたくさんの還付金をgetできるといいんじゃないかなと思います。

傷病手当金

傷病手当金は、仕事を休んだ期間分の保障になるので現在働いている方にのみ該当します。雇用保険加入者であればお休み前の月収の6割~8割程度の手当金を受け取ることができます。

会社員の女性が妊娠中のトラブル(例えば切迫早産による入院など)で、4日以上仕事を休まなければならなくなった場合は、こちらの制度を使えます。

詳細は会社の総務・経理担当者に聞いてみましょう。条件を満たしていれば傷病手当金の申請書類を貰えるはずです。

フリーランスの私にとっては非常に羨ましい制度です…。

妊娠中に加入できる保険7選をゆるりと比較

今回は次の7種類を比較検討しました。

それぞれの保険の中でもおすすめプランに関しては

  1. 切迫流産による入院費用が今回の妊娠から保障される(各社条件あり)
  2. 帝王切開による入院・手術費用が今回の妊娠から保障される(各社条件あり)
  3. 待機期間がないor短い
  4. ~③を満たす複数のプランのうち最も安い

上記4つ全てに該当するものを挙げています。

全ての保険で告知義務があります。過去の既往歴や健康状態等によっては必ずしも加入できるわけではないことにご留意ください。

←このマークがついているものはおすすめできるプランがあった保険です。
「妊娠中でも入れる!保障もされる!」は意外と免責事項が多いので鵜吞みにしないほうがいいなと思いました。

↓スマホの方は横スクロールしてね!

加入時期備考おすすめプラン
母子保険はぐ19週まで  ・950円~とお手頃だが、保障が少ない
・選べる3プラン
標準サポート
月額2,990円
新ABCおかあさん保険Ⅱ19週まで・妊娠前なら正常分娩も入院保障あり
・切迫早産による入院保障は妊娠中の加入の場合支払いなし。
(帝王切開等手術は今回の妊娠より保障あり)
出産保険21週まで・満期保険金をつけられるが、入院・手術にかかわる保障なし
たすけあい妊娠中OK・コースいろいろ組み合わせ可L2000円コース
月額2,000円
ディアベビー妊娠中OK・妊娠分娩諸費用保険金は待機期間31日あり
・切迫早産含む異常妊娠・異常分娩時の入院は10日以上の入院した場合で1日目から保障
・帝王切開等による手術保障なし
エクセルエイド妊娠中OK・60日間の免責期間あり
・歯周病ケアの通院保障10日間あり
普通保険
月額1,123円(27歳女性)
フローラル共済27週まで・初年度は妊娠による入院への支払いは無し
・妊娠にかかる入院・手術等で半年未満に保険金支払いが発生した場合は20%、半年以上1年以内保険金支払いが発生した場合は50%
・妊娠前の加入で正常分娩も保障あり

徹底比較したかったのですが、私自身執筆時点で19週目前のため、自分のための調査になっている部分が大きいです。

時間があるときに情報追加するのでとりあえず今回はこれにて勘弁してください。

おわりに

元々保険屋で仕事をしていたことや、FP2級を保持しているということもあり、保険についてはプランを見れば何がどうなっているかだいたい分かります。

こちらをご覧いただいて、「もうちょっとかみ砕いてくれよ」という方がいらっしゃいましたらTwitterにてコメント又はDMでもください。

で、そんなあなたはどれに入るん?

私自身、前回は何の問題も無く出産を迎えたので、加入するとしたら

  • エクセルエイドの普通保険
  • コープのたすけあい

の2択で迷うと思います。

だがしかし!結局のところ私は加入をしないことにしました。

石川県は妊婦に一番優しい県だということもあり、幸いにも出産時の手出しもおそらく5万以内で済みます。

たとえ今切迫早産と診断されて臨月まで入院することになったとしても、50万で最終的におつりが返ってくるんじゃないかと考えると、あんまり必要ないのかなと思いました。

そのためにしている「もしものときの貯金」なのでね。出産まで何もなければ使わずに済むというただそれだけのことです。

激速でまとめたので誤字脱字あるかもしれませんが、以上です。

以前Twitterにて自分用に作成したメモはめちゃめちゃ間違っておりましたので、こちらをお読みになった方は是非この記事を改めて拡散してくださるとありがたいです。

入念にチェックしておりますが、もしミスがあればTwitterよりご連絡くださいませ。

以前のツイートを参考にされた方、申し訳ありません。簡単ではありますが、ここでお詫びとさせてください。

p.s. 過去のブログは恥ずかしいので読まないでください。(笑)