子育て

0歳児を保育園に預けるのは本当にかわいそうなのかについて真剣に考えてみた

こんにちは。ちーぼです。

0歳児を保育園に預けるということに対して周りに「かわいそうなのでは?」と言われることも多い方がこの記事を目にしているのではないでしょうか。

私もこれから保育園に娘を預ける身として、何度も同じようなことを言われましたし、自分自身でも思ったことがあります。

社会復帰するかどうか、真剣に悩んだとき、メリットとデメリットを並べて、メリットのほうが大きかったので私は復帰を決断しました。

そのときに書き並べたメリデメと、「0歳児を預けるのはかわいそう」と言われる理由についての自分なりの考察をこの記事にも書き留めておきたいと思います。

そして、もし真剣にお悩みの方がいたら、この記事を決断の一助にしていただけたらなぁと思います。

0歳児を保育園に預けるメリット

  • 社会性、協調性が身につく

一昔前までは、3歳になるまでは母親と一緒に過ごし、それから保育園や幼稚園に通うということが一般的でした。

しかし今では共働き家庭はもちろん、母親が一家の大黒柱の場合も増えてきています。

保育園に通わせると早いうちに協調性が身についたり、たくさんの人との関わりができるので、社会のルールを早くに身につきます。

  • 保育園への抵抗が早いうちになくなる

通い始めに保育園を嫌がる子はたくさんいますが、0歳の間に保育園に通い始めると、子ども自身が何が何だか分からない状態で通園することになるのではないでしょうか。

いつの間にか通園することが当たり前になり、自分の意思をはっきり主張できる年齢になっても、(いやいや期などはあるかもしれませんが、)保育園自体に抵抗を持つ子が少ないのではないでしょうか。

これが3歳の年少さんで入園ともなると、それまでずっと一緒だった親と日中離れ離れになることにとても抵抗を持つ子が多いみたいです。

  • ダブルインカムが得られる

個人的には一番大きなメリットがこれです。ダブルインカムが得られるということは両親ともに働き、収入が2方向から入ってくる状態のこと。

保育園に通わせなければ難しいですが、将来の子どものためを思うと、私も働かなければなぁと思います。

お金があれば、子どもがしたいことを思いっきりさせてあげることができます。旅行にも行けますし、増加した分の収入で週末にちょっとした贅沢もできるかもしれません。

  • 帰宅後や休日を濃厚に過ごすことができる

この話はよく先輩ママ友から聞きますが、専業主婦の時や育休中以上に子どもとも関わりを深く持つことができる人が多いみたいです。

私も日々の育児でイライラすることがありますが、働き始めれば、子どものいつもの笑顔が最大の癒しになるような気がしてなりません。(笑)

帰宅後、おやすみまでの時間は短いかもしれないけれど、働き始めたら休日には思いっきり遊んであげたいものですね。

  • 育児について気軽に相談できる人が増える

ママ友や保育士さんは育児の悩みを解決するための強い強い味方ですね。

これからしなければいけないであろう、トイレトレーニングやお着換えの練習、スプーンやお箸など、いろんなことを家族だけではなく、保育士さんやお友達と一緒にできるようになるのは子どもにとっても嬉しいことなのではないでしょうか。

  • 生活リズムができる

保育園には保育園での生活リズムがあり、そのリズムに合わせて生活をすることが必要です。

たくさん遊んで食べて、お昼寝して、帰るまでにもまた遊んで…と、家にいるときより時間も管理してもらえるので、正しい生活リズムが身につくのが早くなりそうです。

ただ、私の娘ひなちゃんが入園予定の園では、0歳児で入園する子には特に、家での生活リズムから徐々に無理のないように保育園での生活リズムを作っていってくれるようです。

園によってバラバラだとは思いますが、入園までに子どものスケジュールを無理にコントロールする必要がないのはとてもありがたいです!(笑)

0歳児を保育園に預けるデメリットとその対処法

  • 親子で過ごす時間が減る

これは当然です、一番のデメリットと感じる方も多いのではないでしょうか。

そして、逆にこれをメリットと考えられる人もいますね。私はこれは大きなメリットで、正直なところ週に5日どんなにかわいい娘でも言葉の通じない中で二人きりで過ごすのはしんどいです。

一昔前までは、それが当たり前だったなんて信じられませんが、当たり前だと思っている方たちは「かわいそう」って言うんですね~。

  • 感染症にかかりやすい

新型コロナウイルスが流行っていて、ちょっと外出するのも怖い昨今ですが、保育園に通いだすと、感染症がこわいなんて言ってられません。

水痘におたふくかぜ、インフルエンザ、手足口病といろんな病気が流行るのが保育園。

親がどんなに気を配っていても、0歳児の赤ちゃんなんてなんでも舐めるし、よだれもだらだらです。咳エチケットもありませんしね(笑)

ここは割り切らないと難しいところかもしれませんが、保育園のうちにいろんな病気にかかって免疫ができていると大きくなった時に体調を崩しにくいなんていう話も聞きます。

  • 成長の瞬間を見られないことが多い

0歳児は寝返りしたり、ハイハイしたり、たっちしたり、歩いたり、決定的な成長の瞬間がたくさんあります。

保育園に通いだすと、動きが活発な日中にいろんなことをできる瞬間が多く、親が初めて歩く瞬間を見ることはできないかもしれません。

ですが、周りのお友達に刺激されていろんなことを早くできるようになる子も多いようなので、それこそ家での厳しいしつけをしなくても、保育園で他の子たちの姿を見て日常生活動作を獲得して帰ってきてくれるなんて日もあるかもしれないですね。

  • 保育料がかかる

これも仕方のないことですが、0歳児を預ける人は多くが育休復帰というパターンが多く、時短労働またはフルタイムでの正社員の方が多いと思います。(私の場合は珍しいパターンで専業主婦→フルタイム就職なのですが。)

パート労働の方だと、稼いだお給料がまるまる保育料として持っていかれるということも多いと聞きますので、復帰前に家計のやりくりを一度見直してみることも必要かもれしないですね。

  • (働くので)家事に割ける時間が減る

家事を育児の合間にちょこちょこ行っている人も多いと思うのですが、仕事をするようになると家にいる時間は短くなってきますね。

子どものお昼寝中にできていたこともできなくなってしまいます。

共働きをするのであれば、効率よく、そして家族で協力して家事をしていくことが求められます。

まとめ:0歳児を保育園に預けるとかわいそうな理由は〇〇

これまでメリット&デメリットをまとめてきましたが、デメリットと言われる部分のほとんどは割り切って解消できそうな気がするのは私だけでしょうか?

そして、これまで私に「かわいそう」と発言する人に対して、メリットやデメリットに対する打開策を提示しても反論されることがほとんどでした。

そしてそのほとんど(私の身の回りの場合)は結婚してから専業主婦として家事育児にすべてを捧げてきた人であったり、仕事一辺倒に生きてきた人であったり、両極端に分かれています。

このことから、0歳児の赤ちゃんを保育園に預けるということがかわいそうだと言われる最大の理由は、そのような言葉をかける人たちの生きてきた「時代背景」によるものが一番大きいと思います。

時代とは変わりゆくもので、仕事や家族の在り方も昭和・平成・令和と変遷していくのが当然のことです。

令和に入った今、共働き家庭が多いこと、主夫が一定数存在することなどを考えてみれば、0歳児を保育園に預けて働くことはそこまでかわいそうなことではないのではないかと思います。

ただ、子育てをしながら働くことは全く容易ではないと思うので、いろんな便利グッズや社会資源を利用して少しでも負担を減らしたいなとも思います。